日別アーカイブ: 2026年2月19日

小野田電設のよもやま話~第21回~

皆さんこんにちは!
株式会社小野田電設、更新担当の中西です。

既存設備の改造・増設こそ“配線と安全”が難しい──止めない工事の進め方🏭⚡

既存ラインに装置を追加する、センサーを増やす、制御盤を更新する。
こうした改造案件は、新設より難しいことが多いです。理由はシンプル。

止められない
止める時間が短い
でも安全と品質は落とせない

停止時間が限られる中で、安全に、確実に、復旧まで持っていく必要があります。
今回は、改造・増設で失敗しない進め方を、現場目線でまとめます✅


まず前提:改造は「工事」じゃなく“切替プロジェクト”🎛️

改造案件の本質は、配線作業そのものではなく
運用を止めずに切り替える段取りです。

  • どこを触るか

  • いつ止めるか

  • 何分で終えるか

  • どこで確認するか

  • ダメならどう戻すか(復旧)

これが曖昧だと、現場で事故ります。
逆にここが固まると、工事は驚くほどスムーズになります。


1)現地調査で「既存の癖」を掴む🔍

改造で一番怖いのは、図面と現場が違うこと。
そしてそれは、ほぼ確実に起きます。

  • 図面が古い📄

  • 途中増設で配線が継ぎ足しだらけ🧵

  • 盤内がパンパン📦

  • I/Oが足りない/余裕がない

  • 電源容量がギリギリ⚡

だから当社は現地で、まず“現実”を掴みます。

✅現地で必ず見るポイント

  • 盤内の空き容量(スペース・ダクト余裕・放熱)🔥

  • 既存I/Oの余裕(空き点数・予備端子・アドレス)🔢

  • 電源容量(100/200/三相・ブレーカ・負荷合計)⚡

  • 配線ルート(キャビネット貫通・ケーブルベア・配管)🌀

  • 既存の線番ルール(ある/ない/崩れてる)🏷️

この“癖”が分かると、工事内容を現実に落とし込めます。
逆に、机上だけで進めると当日詰まります。


2)停止時間を短くする“事前製作”が鍵🧰

現場で配線している時間=停止時間です。
だから改造は 現場で作るのではなく、現場では“つなぐだけ” に寄せるのが基本。

✅停止短縮の定番アプローチ

  • 盤改造を事前に製作(追加端子・中継・リレー・安全回路)🔩

  • ハーネス化・コネクタ化(接続ミスと工数を減らす)🔌

  • ユニット組立を工場側で完了(現場は据付・結線のみ)🏗️

  • ケーブルにラベルを先貼り(現場で探す時間=無駄)🏷️

「止める時間が短い」ほど、事前製作の差がそのまま成果になります✅


3)安全回路・インターロックは最優先🛑

改造で一番やってはいけないのは、安全が崩れることです。
非常停止、扉スイッチ、ライトカーテンなどの安全系は、後回しにできません。

✅改造時に安全で見るべきところ

  • 非常停止回路が成立しているか🔴

  • 扉開放時の停止・再起動条件が守られているか🚪

  • 光電・ライトカーテンの範囲が妥当か👀

  • 手動運転・段取り運転のインターロックが適切か⚠️

  • 既存の安全と“つながり方”が破綻していないか🧩

現場の運用(段取り替え・清掃・保全)に合わせて、
安全が守れる設計で組み込むのが改造の正解です。


4)復旧計画=“戻せる段取り”を作る🧾

改造で不具合が出た時、戻せないと停止が長引きます。
だから「成功手順」だけでなく、失敗した時の戻し方まで作っておくのが重要。

✅当社が作る“戻せる段取り”

  • 切替手順書(誰が見ても同じ順番でできる)📋

  • 確認ポイント(電源/I/O/安全/動作の最小確認)✅

  • 復旧手順(旧状態へ戻すステップ)↩️

  • 切替判断のライン(何分で切り上げて戻すか)⏱️

  • バックアップ(プログラム・パラメータ・図面)💾

これがあると、現場の心理的負担も減り、
“止めない改造”が現実になります。


✅改造は「工事」ではなく「運用の継続」が目的

改造・増設のゴールは、配線を終えることではなく
ラインを止めずに運用を継続できる状態にすることです。

当社は、組立・配線の技術だけでなく
✅ 停止期間を最小化する段取り
✅ 事前製作による現場工数削減
✅ 安全回路と復旧計画の設計
で、改造・増設を支援します。

  • 既存設備の改造

  • 部分更新

  • 配線整理(線番統一・盤内整理)

  • センサー増設・I/O追加
    からでもOKです😊

「止められない」現場ほど、段取りが価値になります。
まずは現状(図面・写真・停止可能時間・困りごと)を共有ください。最短で“止めない計画”に落とし込みます🏭⚡

 

 

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